トンガ戦後記者会見「勝てそうで勝てない状況が続き、良い学びとなった」−−リーチ マイケル | ラグビージャパン365

トンガ戦後記者会見「勝てそうで勝てない状況が続き、良い学びとなった」−−リーチ マイケル

2015/08/04

文●斉藤健仁


8月3日(日本時間4日)、カナダ・バーナビーにあるスワンガード
・スタジアムでラグビー日本代表(以下、ジャパン)は、「 パシフィック・ネーションズカップ2015」の3~4位決定戦でトンガ代表と対戦した。序盤PGで先制をしたジャパンだったがフィジカルの強いトンガ代表のプレッシャーから思うような攻撃ができないまま20−31で敗れ、本大会を1勝3敗、6チーム中4位という成績で終えた。

ワールドカップイングランド大会まで50日を切った今、残された時間で今回の結果をどう受け止め、そしてどう活かしていけるのだろうか。

試合後、エディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)に代わり、スティーブ・ボーズウィックFWコーチ、FLリーチ マイケルキャプテンが取材に応じた。


「ポジティブなところはFWが良いパフォーマンスをし、機能したこと」−−スティーブ・ボーズウィックFWコーチ

3試合負けて残念ですが良い教訓になりました。今から準備していけば良いステップになる大会だと思います。ワールドカップ(以下、W杯)では大きい選手と対戦するので、ディフェンスや戦術の改善、そしてアタックでは機会があるときに「ジャパンウェイ」でやることが必要です。ポジティブなところはFWが良いパフォーマンスをし、機能していました。

一番大事なのは学ぶことができたことです。課題をしっかり把握できて、W杯に向けてしっかり準備できることです。

 

「スーパーラグビーを経験した選手たちとチームをもっと合わせて強いチームをつくる」−−リーチマイケルキャプテン

すごく悔しいです。自分たちの強さをまったく出せなかったのは残念です。ブレイクダウンでボールが出せなかった。ペナルティーでショットの選択で、リズムがなかなか作れなかった。ショットの選択肢は良い勉強になりました。

タイトなゲームはPG狙っていこうと話していたが、FWとしては全然、日本のラグビーやっていなかったので崩してからやりたいと思っていた。W杯では取れるところでポイント取らないといけない。スクラムもモールと自信があったが、五郎丸(歩)選手はショットと言っていた時がありました。難しいところです。

接点は前回のW杯で対戦したときのトンガ代表のようにやってきました。ブレイクダウンではプレッシャーをかけてきました。この段階で対戦できたので良かったです。

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